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​こぬまパン教室のコンセプト

 こぬまパン教室にこどもパン教室があります。こどもパン教室は一回限りのイベントではなく、ピアノやお習字と同じ通学型の教室です。生徒さんは小学生、月一回の教室を楽しみに通ってくださっています。

 一人一人が粉から生地をこねてパンを焼くので基礎が身に付きます。ですから生徒さんが自分でレシピを書いてオリジナルパンも焼けるようになります。

 こどもパン教室は、生徒さんが自ら考えてパンを作り上げる過程を重視した教育プログラムとなっています。講師は生徒さんの希望に沿い、気づきや学びを手助けし、目的達成を応援しています。

 また生徒さんは学年の異なる仲間とのパン作りを通して、周囲の人たちの意見を聞いたり、自分の考えを説明したり、協力する場面もあり、人間的な成長につながります。

 こどもパン教室は成長段階の小学生のための教室です。知的好奇心が旺盛で、自我の芽生える時期ですから、自己肯定感を育む対応を心がけています。講師やクラスのみんなとの会話を経て思い通りのパンができた時の達成感はひとしおです。中学生になっても来たいな、という生徒さんも少なくありませんし、将来パン屋さんになりたいという生徒さんもいます。パン屋さんにはならなくても、パン作りという一見単純な作業の教室で学ぶ事柄は広く小学生の全人的な成長を応援するものであり、現代の寺子屋としての役割を担うものです。

また、こどもパン教室はたくさんの個性的なお子さんに受講していただいています。学校とは違う少人数クラスで、ゆったりストレス少なくのびのび学んでいただけます。どんなお子さんも、ひとりひとりの個性に合った方法とレシピを一緒に考え、楽しく学んでいただけるよう努めています。

 

 

 

講師は、大学の化学科を卒業した理系女子です。上場企業の研究開発部門職を経て、出産を機に退職。その後自宅でパンを焼くようになりました。試作を重ねオリジナルレシピの開発をしているのに加えて、毎年、辻調理師専門学校エコール辻東京においてパン作りの研鑽を続けています。パン作りを多面的にとらえ、楽しみながら、科学的・文化的側面からパン作りを伝えたい、子どもたちにパンを通して様々なことを考えて体験してもらいたい、と考えています。

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小学生が興味を持つおもちゃも

充実しています。

​発酵や焼成の時間も大切な学びの場です。

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