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ようこそ、うつせみキッチンへ!
厚木自宅教室は毎月一回のクラスとして、東京教室は一学期に三回のペースでレッスンしています。
「うつせみキッチン」はパンを焼くだけでなく、絵本の読み聞かせや先生・仲間との会話などから自己肯定感と総合的な学びの土壌を育む新しいお稽古事です。
<自己肯定感を高めるパン作り>
自分ひとりで小麦粉を捏ねて焼きあがったパンを
「おいしい!」と言ってもらううれしさ。
誰かに喜ばれることは他に代えがたい喜びです。
持ち帰ったパンを中心に夕食を囲む。
どうぞ教室でのあれこれを
お子さんに聞いてあげてください。
自然に話題も広がり、家族の絆も深まります。
うつせみキッチンはパンを作る一人ひとりが
自分の作りたいパンを先生と一緒に考えて,
自分だけの焼き上げるパン教室です。
<学びは間にある>
イースト発酵のパンを焼くには時間がかかります。
生きているイースト相手なので、
イーストの活動に合わせて待ったり、急いだり。
自分のパンでありながらイーストに左右される時間。
この「間」こそが他のお稽古事と違うところです。
子どもたちはこの「間」の時間に
パン以外のたくさんのことを学びます。
教えられたことより自分から学ぶことが多いくらい。
<固定クラスならではの学び>
この時間の「間」の他にうつせみキッチンの
もう一つの学びの「間」があります。
それは固定クラスでのお友達との「間」です。
パン作りではお互いの手元を見たり、
どう作りたいかを相談したりします。
自己紹介から始まり、たくさんの会話をし
読み聞かせでは同じお話の世界を体感します。
固定クラスならではの安心感や一体感が
お互い学びあう姿勢を作ります。
<コロナ禍にあって>
コロナ禍によって、
時間短縮とディスタンスを求められ
子どもパン教室でももどかしい思いをし
器具を共有しての作業やティータイムが
できなくなり、より時短のパンを作るようになりました。
しかし、イーストはこれまでと変わりなく
イースト時間で生きているのと同じように
子どもたちは柔軟でたくましい、
頼もしい人たちでした。
新しい時短パン、ちゃっちゃかフォカッチャの
あたらしいパン教室を楽しんでくれています。
この新しい時代を切り開いていく子どもたちに
私たち大人が教えてあげられることは
ほんのわずかかもしれない、と思います。
だから、なおのこと、
「こうであらねばならぬ」ではなく
「どうしたいか?」「なぜそうならないか?」
という問題解決型の思考を大切に
出来るだけ自由度の高いパン作りを
提供したいと思っています。
子どもたちはこのうつせみキッチンでの学びを生かして
新しい未来を創造してくれるにちがいありません。
2022年5月30日
こぬまパン教室 うつせみキッチン
主宰 小沼裕子
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